明治150年にあたる今年はどんな年になるのか。

2018/01/10
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平成30年は、明治元年から起算して150年目に当たります。

明治に制定されて文語体(カタカナと漢字により表記された文章形式。)だった主要な法律(いわゆる六法)が、

20年くらい前から改定されてきて、

平成26年の商法改正により全て口語化(ひらがなと漢字により表記された一般的な文章形式。)されました。

 

民法(明治29年制定。部分改正を重ねて、平成16年に完了)

会社法(平成17年に商法から切り離して別法律として制定)

商法(明治32年制定。部分改正を重ねて、平成26年に完了)

刑法(平成7年全面改定)

民事訴訟法(平成8年全面改定)

(憲法と刑事訴訟法は、戦後すぐに口語化されました。)

 

また、民法の中にある「債権」の部分に関する改正法が近年中に施行(平成31年度の予定)されたり、

民事裁判に関するルール(民事訴訟法、民事執行法など)を改正して

裁判所を通じて金融機関などに債務者の預金口座を確認できる制度が検討されたり、

所有者不明の土地問題を解決する一手段として相続登記の義務化が検討されたり、

憲法の改正に関する議論が国会で始まるかもしれないなど、話題が尽きません。

 

 

司法書士・行政書士 木崎正亮

~相続と中小企業の法務ドクター~

 博多駅の司法書士・行政書士 だいふく法務事務所

 

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